20221209

今日観た映画:マイク・ミルズ『カモン カモン』(2021)

 

盛大に夜更かしをしたのに、8:00頃には目が覚めた。このくらいの時間には目覚める身体になってきているようでちょっと嬉しい。ぼーっとTwitterを眺めていたら、ナンバーガールがスッキリに出るというので飛び起きてリビングのテレビを点けた。9時25分。ほんとにテレビに出ている。明後日解散するくせに「朝のテレビ番組初出演!」というテロップが出ていて笑う。中古マンションのローン、ズームイン、透明少女。イントロのひさ子さんのギターだけで「ナンバガだ!」って思った。4人のこの音。仕事だったら絶対見れてなかったので、今日は休みで本当に良かった。

とはいえ少しゆっくりし過ぎたようで、慌ててシャワーを浴び、身支度を済ませて出かける。玄関を出たらAmazonで注文した本が届いてた、これは帰宅してからのお楽しみ。長野駅から電車に乗って上田へ向かった。片道40分もかかる電車に乗って映画を観に行くという贅沢な遊び。どうしても『カモン カモン』をもう一度劇場で観たくて、上田映劇まで。

長野県上田市にあるミニシアター・上田映劇の外観
中に入るとA24のグッズが売っていたり、
ネルドリップで淹れてくれるコーヒー屋さんがあったりする。

『カモン カモン』どこから感想を書いていこう。ほんとうにほんとうに観に行って良かった。一度観ただけじゃ咀嚼しきれていなかったことを観ながら理解していった2回目。本当は4月の全国公開していた時に2回観たかったのだけど、8ヶ月という時間をおいたことがむしろ良かったように思える映画体験だった。

ジェシーがジョニーのことも、母親であるヴィヴのことも、「おじさん」「ママ」という関係性だけでなくひとりの人間として認識しているのがすごくいい。ジェシーがそうだから、ジョニーもヴィヴも、ジェシーに対して同じように接しているように思う。
ヴィヴが「自分でも理解できないくらいあの子のことを愛しているけど、あの子の全部を知ることはできない」というようなことを言っているのが良かったし、ジェシーもまた、自分と母親が互いに全部を理解し合えるわけではないことを分かっているのがすごい。家族に限らず、『「家族だから」「親友だから」「恋人だから」この2人は全部を理解しあっていて通じ合っている!』みたいな人物像を描く映画はありふれているけど、「全部は理解し合えない」ということを教えてくれる映画はあまりない。

ジョニーがジェシーとの対話を通じて、あるいは電話でのヴィヴとのやりとりを通じて、自分でも知らなかった自分の内面や見て見ぬふりをしてきた感情と向き合っていくように、これを観ているわたし自身も、この映画を通じて知らなかった自分の内面を発見するような感覚があった。わたしはなにを大事に思っていて、なにが不安で、なにを愛しているのか、なにを愛したいのか、観ながらはっきりと認識していた。家族のどういうところが好きで、どういうところを覚えていたいか、とか。

父から感じる優しさと母から感じる優しさは似ているようで違うものなんだけど、どちらもずっとそのまま覚えていられたいいな。妹は家族の前だと素直に言いたいことをよく喋る子だけど、よそへ出ると途端にシャイな感じになる、でもそんなところも好きだし何よりほんとに素敵な人だから、わたしは彼女の家族でいれて、家族にしか見れない一面を見れていることがとっても嬉しい、そんなことを考えていたらギャンギャンに涙が出てきてマスクがぐしょぐしょになってしまった。

映画を観て涙を流すとき、もちろん感動もあるけれどそれ以上に、映画を通じて初めて認識できる自分の内面や感情を前にして涙を流すことが多い気がする。この前の『秘密の森の、その向こう』を観たときの涙もそういう種類のものだったと思う。今年はそんな映画をたくさん観れた。

20221208

今日観た映画:フランソワ・トリュフォー『あこがれ』(1958)『私のように美しい娘』(1972)『終電車』(1980)

 

7:00に目が覚めたけど、部屋が暖まってなくてしばらく布団の中で過ごす。『First Love 初恋』の第3話を少しだけ観た。今日も遅番で午後出社だけど、出勤前に観たい映画があるので出かける支度をする。いつものコーヒー屋さんに寄って、タンブラーに温かいカフェラテを詰めてもらった。今月の映画ラインナップも置かせてもらえてありがたい。朝ごはんを食べずに家を出たので、バナナブレッドも買ってくことにする。温めてくれたのでほかほかで嬉しい。

『あこがれ』トリュフォーが初めて監督した短編。やけど、変態小学生たちの物語だった。
『私のように美しい娘』これは常連さんがかなり面白かったと絶賛していたので楽しみにしていたやつ。『フランシス・ハ』のオープニングと同じ曲が流れて「あっ」ってなる。『大人は判ってくれない』に流れていた曲もフランシスで使われていたので、どこかオマージュがあるのかもしれない。そのあとで、トリュフォー特集のチラシにノア・バームバックのコメントが載っていたことをふと思い出して合点がいった。
観ている途中で、これはこういうコントなんだと気づいた。下品になりすぎない変態のコント。面白かった。

面白映画を観終えて出勤。木曜日は作品の入れ替えの日なのでやることが多い。

休憩中は、CROSSPODでゲストに来ていたアルピー酒井さんと三四郎の相田さんのPodcast「83 Lightning Catapult」を聴いてみた。アルピーのラジオも三四郎ANN0も聴いたことなかったけど、第一回目からめちゃくちゃ面白い。ひとりで大爆笑してた。

『私のように美しい娘』を絶賛していた常連さん(でもあるけどもはやその域を超えて友人でもある)が今日も映画を観にきていたので、感想を伝えた。これからもう一つのミニシアターに『秘密の森の、その向こう』を観に行くらしい。観終わったらぜひ話がしたい。

外国人のお客さんが映画を観にきてくれた。どうやら大学生だったようで、外国の学生証ではじめて学割を適用したかもしれない。英語で話すシュミレーションをしてみたけど結局うまく話せなかったし、咄嗟の言葉が英語では出てこなくてだいぶ悔しい。英語で話せるようになりたい。

その日の上映と業務を終えたので、試写をして帰ることにする。本日トリュフォー3本目『終電車』。1942年、ナチス占領下にあるパリでの物語。こういう映画を観ると、歴史って知らなきゃいけないなと思う。カトリーヌ・ドヌーヴが若くてひたすらきれいだった。今まで観てきたトリュフォーの作風よりかはシリアスで音楽も少ないけど、これはこれで好きな映画だった。ラストの演出がすごく良い。音量の調整が難しくて、退勤する頃には日付を超えていた。

最近は木曜日の遅番が多くてsilentをリアタイできなくてつらい。入れ替えの日だからしょうがないけど。でも試写までしてこんな時間に帰宅してしまったら、さすがに今から見逃し配信を見る気にはなれず。Twitterとかでネタバレ喰らわないようにしないと。

セブンでブリトーと缶チューハイを買って帰宅。明日は朝から電車に乗って映画を観に行くつもりでいたのにこんな時間(現在1:22)。同居人がリビングで作業をしていたので私もリビングでブリトーを食べながらはてなブログの購読リストを見る。mudaさんの日記が久しぶりに更新されていて嬉しい。眠い。やっぱり気になって「silent」観てしまった。リビングのこたつで寝ちゃうのもアリか…と一瞬頭をよぎったけど、ちゃんと自分の部屋で眠った。

20221207 卵の厄日

6:42に目が覚めた。カネコアヤノの新譜が配信されていたのでさっそく聴いてみる。朝食は残っていたジーロー飯とビビンバ春雨。

今日は午後出勤なのでゆっくり午前中を過ごした。本を読み進めたり、Netflix見たり。今は松本の栞日で買ったme and youの対話集を読んでいる。Netflixの「First Love 初恋」も見始めた。並木くんが初恋すぎる。

お昼も近づいてきたので、休憩中に食べるオムライスのケチャップライスを仕込んでおく。休憩の間に一旦帰宅して、卵の部分だけさっと焼いて包んでオムライスを食べる計画。昨日コウケンテツさんのオムライスの動画を見たので、焼き方はばっちり。

出社。水曜日だから今日はサービスデー。

さて、休憩時間になったのでオムライスを食べに帰宅します。いい感じに焼けて、あとは包むだけ!というところまで来て、卵がフライパンにめちゃくちゃこびりついてて破けてしまった。うわーーー。
コウケンテツさんの動画の焼き方はIHのコンロには不向きだったみたい。うーん。あとケチャップライスの量が多すぎた。これは反省。失敗したのは包むのだけなので、味は美味しかったけど。卵だってこーんなにきれいに焼けたのになあ。次はきれいに完成させたい…!

包むのだけ失敗したオムライス

オムライス休憩も終え、やることをやってその日の勤務を終えて本帰宅。オムライスを作った理由は賞味期限の迫った卵がたくさんあるからなのですが、オムライスだけじゃ消費しきれなかったので味玉でも作ることにする。とろとろ半熟の塩味のやつ。とろとろ半熟には茹で時間6分30秒がいいらしいので、その通りに茹でた。ら、え、白身の部分がほわほわで柔らか過ぎて全然きれいに殻が剥けない。破けて黄身まで見えちゃう。うわ。茹で卵作るのに失敗するとかある?と思いながらとりあえず4つ分殻を剥いた。全部失敗した。今日は卵の厄日だ。。

そのまま失敗茹で卵(とはいえ黄身はとろとろで美味い)にマヨネーズと胡椒をかけて食べながら初恋の第2話を観た。なぜだかぐずぐず泣いてしまう。全満島ひかりさんが良すぎるし、高校生の並木くんは好きでしかない。あとヤンキーっぽさを帯びたママ役のキョンキョンも最高(あまちゃんの春子さんを思い出しながら)。

2月に大阪で最果タヒ展があるらしいので、2月に大阪京都行こうかな、とふと思い浮かぶ。アンディ・ウォーホル展も行きたいし、京都はいつだって行きたい。

20221206

今日観た映画:セリーヌ・シアマ『秘密の森の、その向こう』(2021)

 

6時半前には起床。湯を沸かして洗濯機を回す。消費期限が昨日までだった豆もやしを使って、ビビンバ風味の麻婆春雨を作った。これと解凍した白米を朝食とし、ラジオを聴きながらリビングで食べる。早めに起きたつもりだったのに、洗濯物を干していたら遅刻になりかねない時刻だった。なんでこう、いつもギリギリになってしまうかな。「ギリギリでいつも生きていたい」わけでは無いのに、いつもKAT-TUNになっちゃうのそろそろやめたい。

お昼休憩で、配りものも兼ねて少し登った所にあるコーヒー屋さんまで歩いた。本がたくさん並んでいるお店で、ここにくるといつも本が読みたくなる。ので、テイクアウトのコーヒーと焼き菓子を待つ間、カバンに入っていた沢木耕太郎の『深夜特急』を少し読み進めた。好きな友だち3人くらいからおすすめされたのでいよいよ買ってしまったやつ。香港編の巻頭には「ミッドナイト・エクスプレス」という文字があって、これは完全に王家衛の『恋する惑星』じゃんね、と思った。

夕方の上映回は全然お客さんが来なくて、レイトショーみたいな割引を夕方からやってもいいのでは?なんて勝手に思いはじめる。夕方だと全然人がこないのはいつものこと。でも今日はほんとに来なくて、ここのところ急に寒くなってきたし、日が短くて5時にもなればもう真っ暗だし、みんなあんまり外に出たがらないのかもね、なんて上司と話した。少し早めに退勤。

夜は別のミニシアターに映画を観に行く。その前に、今日こそはジンジャーブレッドラテが飲みたくてスターバックスに行った。今年初GB。ホリデーと言ったらこの味。スタバで働く前からジンジャーブレッドラテはかなり好きで、毎年欠かさず飲んでいる。ただ、1年ぶりに飲んでみて、ジンジャーブレッドラテってほぼナツメグの香りと味じゃね…?と気づいてしまった。ホイップクリームの上にトッピングされているやつ。たしかに、スタバと全然関係ない場面でもナツメグの匂いをかぐと「ジンジャーブレッドのやつ…!」って思っちゃうし。美味しかったけど。ジョイフルメドレーも飲みたいので、近いうちまた行く。

『秘密の森の、その向こう』今まで観たなかでいちばん美しい映画だったかもしれない。映像ももちろんだけど、映像ではない部分からも構成されていることが分かる圧倒的な美しさだった。脚本をこんなに美しいと感じたのははじめて。赤と青のコントラスト、特に青色の使い方が好き。2人が一緒にクレープを作るシーンがほんとうに良くて、少し泣いてしまった。自分が8歳の頃に8歳の母と出会っていたらこんなふうに仲良くなれたかな、と想像したらなぜか涙が出てきた。唯一流れる音楽も、ラストシーンもとても良かった。「秘密は、隠しているのではなく、言う相手がいないだけ」「わたしが悲しいのは、わたしのせい」またひとつ好きな映画が増えて嬉しい気持ち。隣のスクリーンで上映しているスラムダンクの、ドリブル音らしき音があんなに響いてこなければなお良かった…

20221205

日記を書くのが下手になった自覚が、だいぶ、ある。いや、もともと上手だったわけではないんですが。代わり映えのしない日々ばかりで、気持ちもどこか落ち込んでいる。そんな日々の出来事を羅列していく気力もあまりなかったし、日記に書くようなことなんて無いと思い込んでいた。

「代わり映えのしない日々」だなんて書いてしまったが、解像度を上げていけば、毎日違うことを考えていて、違うものを食べていて、違う人と話をしているから同じ日なんてむしろないのだけど。ここ最近は生活に対する解像度がかなりぼやけている気がする。

 

感情を動かされることに、少し疲れている。感情100のコミュニケーションをして思わぬ反応に傷ついてしまったり、重みのある映画やドラマは感情が疲れてしまう気がして、惰性でYouTubeの疲れなそうな動画ばかり見てしまう。

 

仕事を終えて買い物を済ませた帰り道、夜ご飯のことを考えながら歩いていて、前に読んだ本で植本一子さんが、料理をすることを「食べたいというエネルギーを、ちゃんと形にすること」と表現していたことを思い出した。この言葉は以前日記にも書いたのですが、すごくいいなと思って。
食べたいというエネルギーをちゃんと形にできているうちは、わたしは、まだ大丈夫だと思う。だから、エネルギーがあるときにはちゃんとごはんを作ろう。

この言葉は生きること全般にも当てはめることができるんじゃない?とさらに歩くうちに発見した。「生きたいというエネルギーを、ちゃんと形にすること」をわたしはもっとまっすぐに実践していきたい。行きたい場所に行くとか、観たい映画はやっぱり映画館に観に行くとか、美味しいものを食べに行くとか。ほかにも、手段は幾つでもある。今日はこの前の「silent」を観て食べたかったプリンを食べたり、ハーゲンダッツ2個400円という値札に素直に従ったりした。なんか落ち込むことばかりで、生きるの向いてないなあなんてつい思ってしまうけど、生きたいというエネルギーをちゃんと形にできているうちは、わたしは、まだ大丈夫だと思った。

20221203

今日、好きな人たちの誕生日すぎる…
(SixTONESの京本大我さん、真空ジェシカのガクさん、男性ブランコの浦井さんのお誕生日でした)

PodcastのラジオのPodcastを聴き始めた。ニッポン放送の『橋本直と鈴木真海子のCROSSPOD』というPodcastについて話すラジオ番組なのだけど、Spotifyで配信しているPodcast版を聴いたので、PodcastのラジオのPodcast。オールナイトニッポンじゃないニッポン放送の番組をちゃんと聴いたのは初めてかも。初回の、橋本さんとまみこちゃんの初対面の会話がなんかよかった。Podcastもラジオも楽しい番組が多すぎて耳が足りない。

番組で橋本さんが紹介してたPodcast『聴漫才』、少し前に友だちも聴いてると言ってたので見てみたら、男性ブランコの回があったのでとりあえず聴いてみた。ぺぺロンロンロンペロンペロンチーノ。最高。これだけでずっと笑えます、もう大好き。男性ブランコのふたりは言葉の選び方が優しくていいなあといつも思う。安心して笑っていられる。水族館から生配信するコント、楽しみだな〜。12月のシフト希望はこの配信見る予定を考慮して提出したので、バッチリ見れる。

退勤後に少し散歩してたらかっこいいものを見れた。夜の仁王門ってこんなにかっこよかったんだ。夜に散歩してみないと分からないこともあるもんだね。引き続きMirage Collectiveばかり聴きながら歩く。この曲は夜の寒さの散歩に合う。明るい時間の寒さはただ寒いだけだったけど、夜の寒さはどこか気持ちよかった。

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20221202

 急に2月みたいな寒さだ。最高気温ひと桁。ゆっくり降る天気雨が一瞬雪に見えて、少しワクワクもしたけどよくみたら全然雨だった。これまでもまあまあ寒かったし、何なら少し心地の良さすら感じていて「寒いの、意外と好きかも」とか思ってたけど、急に2月みたいな寒さで距離を縮められるのはちょっと違う。寒さを舐めていた。いつもより寒かったから、職場にある灯油ストーブに灯油をいっぱい入れたけど、ストーブの点け方を忘れてしまい結局点けなかった。

 ここ最近街で見かけるチョコモナカジャンボ、真ん中に入ってるチョコの厚さが期間限定で分厚くなっているやつが多くて冬を感じている。チョコが分厚いチョコモナカジャンボは冬の風物詩。どうやらあのチョコは「センターチョコ」と呼ぶらしい。しかもこの期間限定のチョコモナカジャンボは、おそらく製造日が新しいようでモナカがちゃんとサクサクしている。とても嬉しい。
 シェアハウスの冷凍庫に入れておいたこの分厚いチョコのチョコモナカジャンボを食べようとしたら、同居人の誰かが冷凍したのであろう、まだほかほかしている状態の白米が隣に置かれていて「えーーーっ」ってなった。ラップに四角く包まれたごはん、全然あったかかったんだよ。。怒ってるとかではないけど、むしろ面白くて笑ってしまったけど、あーしのチョコモナカジャンボの横に並べることなくない???って思ってしまった。

 思い立って夕食に鶏肉飯(ジーローハン)を作ってしまい、かなり時間がかかってしまった。茹でた鶏胸肉を割くのにめちゃくちゃ時間がかかる。鶏肉を割いてる間にラジオを聴き終えてしまった。でも美味しくできたから良し。22時からはSixTONESのYouTubeチャンネルでやってたliSTening partyを聞いてたけど、サブスクでも配信してない曲たちをこんなに垂れ流していいの?というくらい垂れ流していてかなり贅沢な時間だった。あとニューアルバムの新曲たち良すぎ。。全体的に田中さんのラップパートがカッコよすぎてため息ばかりついてた(いい意味でのため息)。
(日付超えてしまったので、今日はきょものお誕生日だ!おめでとうございます)

 

 今日ずっと聴いてた曲↓

20221129 Podcastあとがき

 今日は久しぶりに馴染みのスパイスカレー屋さんに行ったので、そのことを日記に書くつもりだったけど、Podcastで書きたいことを全部喋ってしまった。久しぶりにPodcastも更新できたし、カレーとコーヒーに関する新たな発見が自分の中であったので喋ってみて良かった。聞き返してみたらだいぶ纏まりのないひとりごとですが。「大豆田とわ子と三人の元夫」、そろそろ見返してみようかな。

 

 喋り終えて気づいたことなのですが、ワインも似ていると思う。カレーとコーヒーに。両親がワイン好きなのもあって、ワインは好きだし飲む方だと思うけど、(わたしの場合は)ひとりでは飲まない飲み物で。同じようにワインを飲むことを楽しめる家族や友人と飲むのがいちばん美味しいと思っている。ひとりでワインを飲んでもきっと楽しくない。

 だからと言って、カレーもコーヒーもワインも、他の似たような性質を持つものたちも、必ずしも誰かと一緒に味わい楽しまなきゃいけないと思ってるわけではなくて。ひとりで食べるカレーだって美味しいし、ひとりで飲むコーヒーだって美味しいし、ひとりで飲むワインだって美味しいものは美味しいだろう。でも誰かと一緒に味わうことでしかわからない美味しさや楽しさを一度知ってしまったなら、どれだけの対価を支払っても得られないその煌めきやあたたかさを、きっと忘れられないと思う。美味しさは記憶の中にも積もる。