20220901

今日見た映画:エリック・ロメール『春のソナタ』(1989)『夏物語』(1996)

『春のソナタ』哲学の教師をしているジャンヌが、パーティーでナターシャと出会うことから始まる物語。ジャンヌの着ている服が全部かわいかった。インテリアも。壁いっぱいの本棚にぎっしり本が詰まっている様子というのはとてもいい。フランス映画でたびたびある、哲学について会話するシーンが好き。食卓で哲学について議論するシーンがあって、『アデル、ブルーは熱い色』にも食卓で哲学の話をするシーンがあったことを思い出した。カントとか超越論とか、わたしには聞いたことあるなあくらいでちゃんとは知らないけど。あと、ナターシャの部屋に居候し始めたジャンヌが花をいくつか買って部屋に飾っていて、そのことに気づいたナターシャがとても嬉しそうなのがよかった。春の映画だから他にも桜や藤棚など、いろんな花がスクリーンを彩るので、久しぶりに花を買いに行きたくなった。でも近所には木曜定休の花屋ばかりだったので、また明日。

『夏物語』こんなバカンスもどこかに存在するのだろう。海岸をひたすら散歩する場面に本質がつまった映画。3人の女の子の中だったらマルゴが好き。主人公のガスパールがギターを片手に曲を作る様子がところどころ映し出されるのだけど、カセットテープに録音したり歌詞を書き留めたり、その曲が出来ていく過程がよかった。完成した曲を途中で出会った女の子とその家族に教えて、風がなびく船の上でみんなで歌う様子も。夏のバカンスには始まりと終わりがあること、それをちゃんと描いてるところが好きだなと思った。

ロメールの映画は初めて観たけど、どちらもかなり好きな感じの映画だったので、今年の秋は(もしくは秋から冬にかけて)ロメールを掘り下げようと決めた。昨日のPodcastみたいに、ロメールについてちょっとは語れるようになりたい。

今日は休日だったので、ちゃんとご飯を作ったり作り置きのおかずを作ったりした。えらい。料理をしながらSixTONESのオールナイトニッポンを聞いてたら、この夏はメンバーみんなドラマに舞台に忙しいという話の中で、田中さんが「慎太郎とジェシーはドラマで芸人さんの役やってるでしょ、きょもは今舞台中で俺とコーチは来月から舞台始まるし、北斗は元気にやってるし…」って話す流れがあって最高だった。みんな舞台やドラマで忙しいけど何より大事なのは松村さんが元気でいることなんだよね。1人で長ネギ2本食べたことでマウントをとる慎ちゃんによるネギニュース、コーナー化してほしいな〜

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