今日観た映画:ジャニクサ・ブラヴォー『Zola ゾラ』(2021)
珍しく5時半とかに目が覚める。昨晩、遅番勤務を終えて帰ってきて、ご飯を食べたあとそのまま眠ってしまったせいだ。購読リストに更新されたいくつかの日記をベッドの中で読んでいると、窓からいい感じの朝焼け色が差し込んでいることに気づいて慌てて起き上がる。シェアハウスの広いベランダの前には大きな窓があって、そこからは早朝の空のいちばんいい瞬間が見れた。早朝に目撃できるこういう瞬間のことが好きだ。
そのままシャワーを浴びて、朝ごはんを食べる。コーヒー豆をガリガリ挽いて、エアロプレスで抽出。ちゃんと朝食を食べてちゃんとコーヒーを淹れた朝は久しぶりかも。近所のコーヒー豆屋さんで買った秋のシーズンブレンドは、酸味とコクのバランスが良くて美味しかった。秋の味がした。コーヒー豆を買って、それを美味しく飲めるうちに消費できていると、ちゃんと生活できている気がする。
出勤。昼休憩になったらいつものスパイスカレー屋さんでカレーを食べることだけを楽しみに、労働に勤しむ。カレー屋さんの扉を開けたらいつものコーヒー屋さん(朝飲んだコーヒー豆のお店とは別のコーヒースタンド)の店主さんと、カレー屋さんの店主のお母さんが話してた。マンゴーのアチャールをトッピングしようとしたら、サービスしてもらえて嬉しい。前にも食べて超美味しい!と思った蓮根のキーマカレーがやっぱり美味しかった。
退勤して映画を観て帰る。『Zola ゾラ』はいかにもアメリカ!って感じの価値観が漂う胸糞ロードムービーって感じ。雰囲気や選曲は『Mid90s』とも少し似ている。撮り方と音楽と演出はA24らしいおしゃれさがあって結構好きだった。A24の映画の公開がこの先2ヶ月くらい続くのが嬉しい。
3日前から配信されているThe 1975のアルバム「Being Funny In A Foreign Language」が最高すぎてずっと聴いている。朝支度をするときも、暗くなった帰り道でも。先行配信されていた曲ではあるけど「I'm In Love With You」が大好き。
I can summarize it for you
It's simple and it goes like this
I'm in love with you
サビ直前〜サビにかけてのこのパートを聴くだけでなぜだかとても幸せな気持ちになる。気がつけば口ずさんでいて、踊りたくなっちゃう。言いたいけどなかなか言い出せないこと、本当はしたいけどできない会話、それは要約してしまえばとてもシンプルなことで、“I'm in love with you” というフレーズに凝縮できる。これはかなり大きな再発見だ。ありきたりにも見えるこの短いフレーズにこんなにも愛情を込めることができるんだと、この歌を聴いているとよく分かる。まだ聴き込めていない曲もあるし、全ての歌詞をそのままのニュアンスで理解できるわけではないけど、このアルバムを聴いていると、それぞれ違ったかたちをもつ、あらゆる愛を感じられる。このアルバムを聴きながら散歩している時が最近は一番楽しい。来年の来日公演は絶対に行きたいな。てかもう強めの意思で行く気でいる、「Happiness」とか「I'm In Love With You」のサビを会場で熱唱するところまで妄想しちゃっているし。。MattyがMCで話す言葉を翻訳無しで理解できるように、今から英語の勉強に本腰入れようか。気合い入れすぎ?一緒に行ってくれる人いるかな。