20221206

今日観た映画:セリーヌ・シアマ『秘密の森の、その向こう』(2021)

 

6時半前には起床。湯を沸かして洗濯機を回す。消費期限が昨日までだった豆もやしを使って、ビビンバ風味の麻婆春雨を作った。これと解凍した白米を朝食とし、ラジオを聴きながらリビングで食べる。早めに起きたつもりだったのに、洗濯物を干していたら遅刻になりかねない時刻だった。なんでこう、いつもギリギリになってしまうかな。「ギリギリでいつも生きていたい」わけでは無いのに、いつもKAT-TUNになっちゃうのそろそろやめたい。

お昼休憩で、配りものも兼ねて少し登った所にあるコーヒー屋さんまで歩いた。本がたくさん並んでいるお店で、ここにくるといつも本が読みたくなる。ので、テイクアウトのコーヒーと焼き菓子を待つ間、カバンに入っていた沢木耕太郎の『深夜特急』を少し読み進めた。好きな友だち3人くらいからおすすめされたのでいよいよ買ってしまったやつ。香港編の巻頭には「ミッドナイト・エクスプレス」という文字があって、これは完全に王家衛の『恋する惑星』じゃんね、と思った。

夕方の上映回は全然お客さんが来なくて、レイトショーみたいな割引を夕方からやってもいいのでは?なんて勝手に思いはじめる。夕方だと全然人がこないのはいつものこと。でも今日はほんとに来なくて、ここのところ急に寒くなってきたし、日が短くて5時にもなればもう真っ暗だし、みんなあんまり外に出たがらないのかもね、なんて上司と話した。少し早めに退勤。

夜は別のミニシアターに映画を観に行く。その前に、今日こそはジンジャーブレッドラテが飲みたくてスターバックスに行った。今年初GB。ホリデーと言ったらこの味。スタバで働く前からジンジャーブレッドラテはかなり好きで、毎年欠かさず飲んでいる。ただ、1年ぶりに飲んでみて、ジンジャーブレッドラテってほぼナツメグの香りと味じゃね…?と気づいてしまった。ホイップクリームの上にトッピングされているやつ。たしかに、スタバと全然関係ない場面でもナツメグの匂いをかぐと「ジンジャーブレッドのやつ…!」って思っちゃうし。美味しかったけど。ジョイフルメドレーも飲みたいので、近いうちまた行く。

『秘密の森の、その向こう』今まで観たなかでいちばん美しい映画だったかもしれない。映像ももちろんだけど、映像ではない部分からも構成されていることが分かる圧倒的な美しさだった。脚本をこんなに美しいと感じたのははじめて。赤と青のコントラスト、特に青色の使い方が好き。2人が一緒にクレープを作るシーンがほんとうに良くて、少し泣いてしまった。自分が8歳の頃に8歳の母と出会っていたらこんなふうに仲良くなれたかな、と想像したらなぜか涙が出てきた。唯一流れる音楽も、ラストシーンもとても良かった。「秘密は、隠しているのではなく、言う相手がいないだけ」「わたしが悲しいのは、わたしのせい」またひとつ好きな映画が増えて嬉しい気持ち。隣のスクリーンで上映しているスラムダンクの、ドリブル音らしき音があんなに響いてこなければなお良かった…