20230205

芋焼酎のお湯割りを飲みながらはてなブログの購読リストを読み進めるの、かなりいいかもしれない…と思いながら自分の日記も書き始める。お湯割りはだいぶ芋くさいが、甘くて美味しい。そんなに酔わないのも良い。いや、全然酔っているな。

お昼ごはんは、前に作ったからあげを温めて、少し大きめのお皿にサラダと一緒に盛り、白米とスープを用意してセルフからあげ定食。からあげはやっぱり揚げたてが良い。作り置きで温め直したやつなんて、別の料理みたいにしなしなだ。
みんなでからあげを食べる会をやりたい気持ちはまだあるので、ストーリーでルームメイトとかご近所さんに募集をかけてみようかなとか思う。もちろん作るし、揚げたてを用意するし。でも、誰からも良い返事が来なそうで尻込みしている。

仕事終わりにちょっとした買い物を済ませたあと、久しぶりに本屋に寄った。ほしいなと思っていた本「うみべのストーブ」の在庫は無かった。dancyuのスパイスカレー特集とか、台湾料理のレシピ本とか、映画館のお客さんに薦められた『あのこと』の原作本(アニー・エルノー「嫉妬 / 事件」)とか、小難しそうな哲学書とか、読みたい本があちこちにあった。ここには読みたい本がいくらでもあるのに、どうしてわたしは生活の中で全然本を読んでいないんだろうと思った。本屋に足を運べば読みたいなと思う本ばかりと出会うし、そうして買った本が自分の部屋の本棚や床にいくつも積まれているのに、わたしの生活には本を読む時間がほとんど作れてない。本当は、生活の中で、日々の営みとして、本を読んでいきたい。本を読んで思考したり、本を読むことでもっと生活に変化をもたらしていきたいのに、なんてもったいないことをしているのだろう。

映画雑誌のコーナーを眺めていたら、シナリオについての雑誌を見つけた。もうすぐ公開する『エゴイスト』のシナリオ(と思われるもの)が載っていたけど、ネタバレを喰らいたくなくて一瞬で閉じてしまった。別のところを歩いていたら、この前まで放送していたドラマ「silent」や「エルピス」のシナリオブックも見かけたので、これは少し読んだ。読みながら、そういえば脚本ってどうやって書くんだろうと思った。今まで脚本を書きたいと思ったり、書いてみたことはないけれど、もし自分が書かなきゃいけない状況になったとき、一体何から書いたらいいのか分からない。いやそれどんな状況だよって話ですが。登場人物のセリフと、動きと、状況の説明。今立ち読みしているこの文章・文字列の、書き方が全く分からない。だから脚本を書く人って訳がわかんなくてすごいと思ったし、それと同時に、この文字だけの世界観に視界や立体感をもたせる俳優さんとか映画監督とか映像に携わる人たちだって相当すごいことをしているって思った。わたしはそんなすごいものを、映画やドラマを観るという行為によって日々享受しているんだな。生活の中で映画やドラマを観ていて、これは面白いとかこれはちょっと面白くないかもとかいろいろ思ってしまうけれど、作っている人がいる以上全てをリスペクトしていきたい。